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私の“折り紙付き”

三河映画最大の目的

それは間違いなく“いい映画”をつくること


でもそれだけではない


映画制作を通して

私たちの求めているものを得ることである


私たちの求めるもの…

それは“人間力のアップ”と“人との繋がり”


キャストもスタッフも

長い制作期間中

手弁当で映画制作に参加し

“いい映画をつくること”とともに

物理的・金銭的なメリットではない

この2つのものを求めている


おそらくこれは

すべての“まちおこし映画”に

通ずるものではないだろうか


“まちおこし映画”に関わる人たちが

こうした意識をもっていなければ

まちが活性化するのは難しいと思う


クランクアップをした今

三河映画のメンバーたちは

長い制作の月日が

決して無駄ではなかったと思えるほど

目には見えない成長と繋がりを

得られた実感があるのではないだろうか


これは最後まで

ブレずにやり遂げた者にしか分からない

貴重な財産である


彼らは今後も

自分たちの立っているその場所で

周りの人たちに熱と刺激を与えられる存在に

なっていくことだろう

どこへ行っても重宝されること間違いなし

私の“折り紙付き”の人たちなのだ


監督

岩松あきら


(写真は、小道具の折り紙を折るヒロイン役の石川野乃花)



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