●最終回
『Ben-Joe』脚本担当清水です。
タリン~ヘルシンキ~東京/羽田ルートで、約13時間のフライトを経て、11月21日に無事帰国しました。
三河映画第1作『幸福な結末』で海外の映画祭での上映・受賞等はありますが、日本から映画祭への参加は初めて、そして、タリン・ブラックナイト映画祭のようなクラスAの国際映画祭での上映・参加はもちろん初めて、さらに一般観客への初公開が海外というのも初めて、、、とたくさんの初体験をすることができました。
上映入場のお客さんが少なかったら、、、とひそかに心配もしてましたが、メイン上映時はほぼ満席、他の上映もまずまずの入りで安心しましたし、上映後のQ&Aでの感触や身近の方の評価も概ねよかったと思いますし(「とてもショッキングだった」という感想は想定内)、受賞こそ逃しましたが、これぞ国際映画祭の表彰式!を体験できましたし、映画祭全体でも話題になりましたし(映画祭前や期間中もサイトのトップページ画像に度々載せてくれました)、タリンの美しい街を歩けたし、タリンのみなさんはみんな優しかったし、食べ物もおいしかったし、特にトラブルもなかったし、エントリーしてよかった、参加してよかった、意義があった、と本当に満足しています。
でももちろん『Ben-Joe』プロジェクトはこれで終わりではありません。タリンで海外配給に向けた打ち合わせもしましたし、帰国した日に東京でも担当者と打ち合わせをしました。『Ben-Joe』を世界中の方に観ていただくために、これから一般公開に向けてプロジェクトを進めていきます。また、三河映画の次のプロジェクトも少しずつ動き出してます。
そう、まだ始まったばかりです。
この紀行文は今回で最終回となりますが、また随時いろんな報告や告知、雑文をこちらに掲載できればと思っています。
それでは、また次回!
コメント